部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2014年5月24日
石川一雄さんが不当逮捕されてから51年を迎えた 5月23日、狭山事件の再審を求める市民集会「えん 罪51年袴田再審開始に続け いまこそ証拠開示と事実調べを」が東京の日比谷野外音楽堂でひらかれ、 全国各地から3000人が参加。半世紀以上も無実を訴え続けている石川さんは「今年こそ決着をつけたい」と訴えた。集会には48年ぶりに釈放された袴田巌さんをはじめ、多くのえん罪被害者も応援に駆けつけ「袴田事件の次は狭山」を合い言葉に再審を求める声を高めていくことを確認した。
石川さんは「騙されたとはいえ自白してしまったことを後悔している。今年こそ決着をつけたい」とのべ支援を訴えた。集会には毎年ここで袴田巌さんの無実を訴えてきた姉のひで子さんといっしょに巌さんも参加。いまだ厳しい拘禁症状が見られる巌さんにかわってひで子さんが「現状はこんな感じで厳しいですが生きて帰ってきたことをうれしく思います」と語った。
足利事件の菅家利和さん、布川事件の杉山卓男さん、桜井昌司さん、氷見事件の柳原浩さんらえん罪被害者が連帯のアピール。密室での長時間にわたる取り調べでウソの自白に追い込まれ犯人にでっち上げられていく課程などを指摘し「袴田事件の次は狭山。一日も早い再審開始を」と訴えた。
集会後は銀座、東京駅周辺などをでも行進し、石川さんの無実、一日も早い再審開始を訴えた。