部落解放同盟大阪府連合会

ニュース | 2017年11月4日

ＨＲＣビル（ＡＩＡＩおおさか）に入居する各団体や府連各支部とビル周辺の住民との交流をはかることを目的としたイベント「ＡＩＡＩフェスタ」が11月３日、ＨＲＣビル前の波除小学校グランドなどでひらかれ、秋晴れのさわやかな天気のなか親子連れやお年寄りなど約３０００人が参加。多彩なステージやさいぼしなどの大阪発のグルメ、遊びの企画などで秋の１日を満喫した。

ＡＩＡＩフェスタは、ＨＲＣビルが地元地域の住民に親しまれる人権の拠点として発展していこうとはじまったとりくみで今年で６回目。府連をはじめＨＲＣビルに入居する各事務所や府連各支部が趣向を凝らした出店、バンド演奏やダンス、吉本の芸人さんによる漫才やビンゴ大会など盛りだくさんの企画で大いに盛り上がった。

オープニングイベントでは主催者を代表して実行委員長をつとめる赤井隆史府連委員長があいさつし「ＡＩＡＩフェスタは今年で６回目を迎え、地域にも定着してきた。格差が広がる社会のなかで人とつながるまちづくりや人権相談活動にＨＲＣの各部局ではとりくんでいる。排除のない社会に向けてこれからもとりくんでいきたい」と呼びかけた。

来ひんでは港区の筋原章博区長があいさつ。「港区では異なったままつながる『異和共生』をキーワードにとりくみを進めている。ＨＲＣビルは様々な人権課題にとりくむ大阪の一大拠点。このような地域交流の場をつくっていただくことは本当に意義のあるとりくみ」とのべた。

会場にはチジミ、コロッケ、ふくぜんの天ぷら、焼きしいたけ、うどん、蒸し豚とキムチ、甘鯛のジョン（ピカタ）などの食べ物やさいぼしやあぶらかす、直販のお米や野菜、海苔などの食材、輪投げ、ヨーヨー釣りなどの遊び。またラーメンチェーン店の「河童ラーメン」の出店も昨年に引き続き出店。各店とも大いに賑わい早々に売り切れる店もあった。

ＨＲＣビルの駐車場にはわくわくランドの「ふわふわ」が設置され子どもたちで大賑わい。ステージではバンド演奏やダンスなどが披露された。

テレビでもおなじみのお笑いコンビのテンダラーが駆けつけ漫才を披露。会場は大きな笑いに包まれた。毎年恒例のビンゴ大会は毎回おなじみタージンさんの司会で豪華賞品に会場は大いに盛り上がった。