部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2019年1月15日
大阪府連の新春旗びらき「2019新たな出発の集い」が1月12日、大阪市内のホテルでひらかれ、府連各支部をはじめ各界から約250人が参加。4月の統一選、7月の参院選、知事選・大阪市長選など選挙決戦の年に全力をあげて勝利する決意をかためた。
旗びらきは2部構成で、第1部は組織内対象の情勢報告・行動提起と政治講演会。2部では組織外からの来賓をまじえて懇親会がひらかれた。
2部であいさつした赤井隆史委員長は「今年は特措法から50年。部落の環境は大きく改善されたが、貧困、格差が社会全体を覆っている。国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)にしっかりとりくむ。国際都市大阪への試金石となる選挙の年。なんとしても勝利しよう」と強調した。
7月の参院選に挑むかめいし倫子さんがあいさつ。「正月に辺野古に行った。静かな海を眺めながら民意が無視されている状況に怒りがこみ上げてきた。参院選は日本に民主主義を取り戻す闘い。自分の人生をかけて挑戦する。ご支援をいただきたい」と訴えた。
来ひんでは大阪府の新井純副知事、大阪市の中尾寛志副市長、立憲民主党大阪府連代表の辻元清美代表(衆院議員)、公明党の石川ひろたか参院議員、連合大阪の香川功副事務局長があいさつ。ついで4月の統一選を闘う府連の組織内候補が壇上に立ち、選挙戦にのぞむ決意を語った。大阪同和・人権問題企業連絡会の柄川忠一理事長の音頭で乾杯。なごやかに懇談した。
1部では大北規句雄副委員長が開会あいさつ。村井康利書記長が「2019年部落解放運動の展望と課題」をテーマに情勢報告と行動提起をおこない、格差と貧困を解消し社会を立て直す政治を実現するためにも選挙決戦の年に勝利し、部落差別を世に問い、社会的排除・貧困・孤立と闘い、住民の互助・共助を一層推進していこうと呼びかけた(2面に骨子)。
大阪の政治状況に詳しいジャーナリストの吉富有治さんが「2019年、大阪の政治はどうなるのか」をテーマに講演。統一選と同日に知事選・大阪市長選はおこなわれるのか、「大阪都構想」の行方は、などリアルタイムの大阪の政治情勢について解説した。