部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2022年6月13日
府連第69回大会が6月11日、大阪市北区の大阪国際会議場でひらかれ、代議員など約300人が出席。2年に一度の役員選挙がおこなわれ、髙橋定新書記長など第69・70期の執行部を選出。水平社101年めからの新たな運動に向けた決意をかためた。
主催者を代表してあいさつした赤井隆史委員長は「一支部一社会的起業、地域共生社会の実現に向けたとりくみをさらに飛躍させる知恵と工夫を議論しよう。コロナ禍の暮らしアンケートでも厳しい状況が明らかになっている。隣保館を中心にどんなとりくみを展開していくのか。エコー共済やフードバンクを活用しながら、生活を守りきる活動を社会に発信していく。ロシアのウクライナへの軍事進行に乗じて軍拡が打ち出されている。草の根の国際交流で平和を確立していきたい。7月の参院選で推薦候補の勝利に全力でとりくみ、西島新委員長のもと中央本部をしっかりと支えていく。良き日に向けて大いに議論しよう」と呼びかけた。
来賓では先の全国大会で新たに就任した中央本部の西島藤彦委員長、大阪府の山口信彦副知事、大阪市の朝川晋副市長、連合大阪の井尻雅之事務局長、参議院全国比例の鬼木まこと予定候補があいさつ。
西島委員長は「同盟員の減少、高齢化、財政問題など、各県連が歯をくいしばりながら運動を展開している。新執行部で現場に赴きお互いに議論してとりくみを進めたい。ネット上では凄まじい差別書き込みがあとを絶たないが、私たちは様々な組織で社会に誇れる運動を展開している。そのことをもっと発信していきたい。鳥取ループ、狭山第三次再審も大きな山場。来月には参院選もある。一つ一つ前進させていく。全国的な運動の牽引的な役割を大阪府連に果たしてもらうことを期待したい」とのべた。
今年8月の松原市議選を闘う組織内候補の松井育人議員が選挙にのぞむ決意を表明。一般活動報告、会計報告、一般運動方針案、予算案について提案したあと、役員選挙の投票がおこなわれた。午後からは立憲民主党大阪府連の森山ひろゆき代表があいさつした。
新役員を代表して赤井隆史委員長があいさつ。大北規句雄副委員長が閉会あいさつ。山中辰也副委員長の団結がんばろうで大会を終えた。