2015年新たな出発の集い

2015年府連旗びらき「新たな出発の集い」が1月13日、HRCビルでひらかれ、府連各支部、関係団体などから約200人が参加した。あいさつにたった北口末広委員長は「同対審答申50年という節目の年を運動再構築の年としたい」とのべるとともに、4月の統一選から続く政治決戦になんとしても勝利しようと呼びかけた。

旗びらきは2部構成。1部は組織内を対象として今年の運動の方向を確認し、2部は各界からの来賓をまじえた懇親会としてひらかれた。

第1部では4月の統一選を闘う組織内候補が厳しい情勢のなか闘い抜く決意を表明。赤井隆史書記長が情勢報告と行動提起を行い、4月の統一選、10月末に任期を迎える府知事、大阪市長選、大阪市の廃止・再分割を問う住民投票など政治決戦の年であることを強調し、全力で闘い抜くことを強調。

今年の府連の目標・構想として①隣保館、地域共済などで「居場所」を創る②住宅管理システムで新たな自治を創る③ふーどばんくOSAKAの活動推進など7つの目標・構想を提起し、差別の克服に向けて地域で粘り強い運動を展開していこうと呼びかけた。

第2部であいさつした北口委員長は「同対審答申50年の年にこれまでの成果と課題を明確にして、運動を再構築していきたい」と強調。いわゆる「大阪都構想」は「大阪市分割構想」であると指摘し、大阪の進路を決める政治決戦の年になんとしても勝利しなければならないとのべた。

来賓では大阪府の小西禎一副知事、大阪市の京極務副市長、連合大阪の山本修副事務局長、民主党の尾立源幸代表、辻元清美衆議院議員、公明党の杉ひさたけ参議院議員があいさつ。荊政会会長の吉村善美府議の音頭で乾杯しなごやかに懇親した。