コラム

Vol.310 風雲急を告げる政局 自民下野の一点に集中を

国民民主党の榛葉幹事長は、「立民とは憲法、安全保障などで決定的に考えが異なる」と指摘。「打算と数合わせで一緒に行動することは考えていない」と述べ、立民と共同歩調を取ることに慎重な姿勢を示したと報じられた。これは、立憲民主… 続きを読む

Vol.309 自民総裁選 足の引っ張り合いをしてる場合か

自民党の総裁選挙まっただ中の渦中に“ステマ”問題が勃発した。 インターネット上の動画に候補のひとりを持ち上げるコメントや好意的コメント、さらには他候補を念頭に中傷するコメントを書き込むように応援する陣営関係者らに依頼した… 続きを読む

Vol.308 小異を「存し」大同求める政治を

「チーム小泉+維新の会」なのか、「高市軍団+参政党」なのか。それともまったく違う第3の道か・・・新たな自民党総裁選が事実上のスタートを切った。 しかし、石破さんにそれなりに期待していたのに、結局は50日駄々をこねていただ… 続きを読む

Vol.307 情プラ法が本格始動 自主的規制の限界も

「自分に降りかかる差別や人権侵害は、自分の責任で対処すべき事なのであろうか?」 社会がこうした被害に対して警告を発したり、被害者を保護したり、加害者が特定されるのであれば、一定の法的罰則をともなう法律が存在しても良いので… 続きを読む

Vol.306 SNSのあり様を変える対話と包摂のコミュニケーションを

「自信過剰な指導者の出現、突出したエゴ、高揚した民衆の圧力。あるいは誤解や錯誤により抑止は破られてきました」−8月6日に発表された広島県知事の平和へのアピールである。感動された方も多いのではないだろうか。 「自信過剰な指… 続きを読む

Vol.305 戦後80年の「談話」 石破首相の判断はいかに

「討ち死にか?」「やれるところまでやって玉砕」という雰囲気になってきた石破首相。 新聞各紙が、大見出しで「石破首相、退陣不可避に」と、もう決まったかのように煽り立てているマスコミに対して、逆に意地を張って「責任を果たす」… 続きを読む

Vol.304 参院選 差別、分断を阻止する政治の言葉が求められている

参議院選挙本番真っ只中の闘いである。 本来の参議院選挙は、政権への審判というよりは、じっくり各候補の政策を吟味し、良識の府たる国政をチェックする機能を持つものであり、そうした判断が優先されてきたのが、参議院選挙である。政… 続きを読む

Vol.303 24万2567人の名前を掲載 沖縄タイムスの紙面に思う

ただひたすら名前だけが、13日間、新聞紙面の4ページを使って、合計で52ページにわたって掲載された。その新聞は「沖縄タイムス」だ。戦後80年、沖縄戦で亡くなられた24万人以上のひとの名前が一斉に掲載されたのである。 「刻… 続きを読む

Vol.302 「再審法改正」「選択的夫婦別姓」 立法府の責任はどこに

この原稿の執筆日は6月16日だ。 ほぼ国会もお尻が浮き始めており、終盤国会も淡々と閉会を迎えそうな空気感である。 参議院選挙が7月20日投開票が決定したこともあり、永田町は、選挙へまっしぐらと言う状況のようである。 わた… 続きを読む

Vol.301 SNS選挙の時代 参院選で問われる情報リテラシー

またまた暑い暑い夏を迎えようとしている。 今年は、参議院選挙の年だ。3年に1回の恒例行事のような参議院選挙ではあるが、今年は、SNSと選挙の関係が大きく変化する選挙となりそうだ。 「SNS選挙」という言葉が広がり、SNS… 続きを読む