コラム

Vol.118 「立憲民主党」に期待 多様な人を包摂する運動と政治を

枝野幸男氏が代表となって、「立憲民主党」が旗揚げされた。 「希望の党」から排除された反差別・人権理念を持つ革新的な候補者たちで「立憲民主党」を立ち上げ来るべき総選挙を闘う体制が確立された。 解放同盟の運動の理念からして、… 続きを読む

Vol.117 緩やかな合意をもとに反自民の一本化を

たしか安倍首相は、通常国会閉会時に、加計学園問題で「丁寧に説明する」と約束したのではないのか。その後も、憲法53条の「衆参いずれかの4分の1以上の議員から臨時国会召集の要求があれば内閣はその召集を決定しなければならない」… 続きを読む

Vol.116 障害者差別解消法から学ぶ「推進法」の具体化

昨年末「部落差別解消推進法」が施行された。議員立法という誕生までの経過もあり、予算措置がともなわない宣言法的要素が強いことをみなさんはご存じだろうか。 なんとか2018年度に予算化できないものか・・・中央本部で精力的に現… 続きを読む

Vol.115 ふーどばんくOSAKAの個別宅配の試み

認定NPO法人ふーどばんくOSAKAが連携している子ども食堂の団体が70団体に迫ろうとしている。子どもの貧困という状況が一向に改善されず、厳しい生活実態のまま放置されている現状が横たわっているのか?はたまた、全国的にフー… 続きを読む

Vol.114 戸籍をめぐる「大炎上」 排除の論理を許してはならない

7月30日の日曜日、民進党大阪府連の大会が大阪市内で開催された。 来賓として招待をいただき参加したわたしは、あいさつさせてもらう機会に恵まれた。来賓あいさつとしては、好ましくないかも知れないとは思いつつ、蓮舫代表の二重国… 続きを読む

Vol.113 多様性の象徴とすべき「二重国籍」問題

国会閉会中審査が開催され、安倍首相に対する加計問題疑惑や自衛隊PKOをめぐる日報の隠蔽問題などが焦点となっているが、民進党蓮舫代表の「二重国籍」に対する批判に応えるためと戸籍謄本の一部などの情報を公開したケースについて、… 続きを読む

Vol.112 「ガバナンス型」の運動が求められている

「住宅のドアノブが壊れました。市営住宅なんで2回目の破損は自己負担なんですかぁ?」と困惑した様子で訪ねる地域住民。「そんなんまかせとき、俺が役所にモノ言うたる!」-とある支部幹部が大見得を切る。 “同和対策事業華やかしき… 続きを読む

Vol.111 地縁、血縁を超えた新しい「縁」づくりを

貧困と社会的排除が進行するまち“西成区”北西部で、少し以前にはなるが、高齢男性の孤独死が木造アパートで発見された。 とある深夜、アパートの住民が変なモノが上から垂れてきたことに気づき、跳び起きたというのだ。警察が駆けつけ… 続きを読む

Vol.110 グーグルマップ書き換え事件 被害者は誰か?

地図検索サイト「Googleマップ」上で、大阪市内の私鉄のひとつの駅名が何者かによって書き換えられ、本来の駅名に「部落」という文字が加えられていたという事件が6月2日にわかった。大阪府連にも報告があり、即座に関係の私鉄側… 続きを読む

Vol.109 奨学金裁判で不当判決 制度の理念は決して間違っていない

2002年3月、33年間継続された一連の同和対策の立法が終了した。 この2002年の時点で、すでに高校・大学の奨学金の返還期間に入っていた1356人に対して、大阪市は2010年に新たな条例を制定し、「返還免除」との決定を… 続きを読む