コラム

ふーどばんくへの相談から考える格差社会

「若い男性。メールにて、この間、インスタントコーヒーでしのいでいる。ケースワーカーに相談し、生活保護受給中であるが、人道的に対応するとケースワーカーが判断。1週間分の食べ物が必要」
 「若い男性。病気のため退職。傷病手当… 続きを読む

全国初 大阪市でヘイトスピーチ抑止条例が成立

  全国ではじめてヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)の抑止をまとめた条例案が、1月15日の大阪市の市議会本会議で可決、成立した。 大阪市の審査会がヘイトスピーチと判断すれば、発言した団体名などを公表する内容となっ… 続きを読む

2016年を「バタバタ」「ジタバタ」してみる年に

  2016年新たな年を迎えた。 これからも1ヵ月に2回「水平時評」を頑張って、更新していきたいと思っている。 今年も厳しい環境下での部落解放運動であることに変わりはないが、とにかく今年は、「どっかの支部(地域… 続きを読む

故・山本義彦さんの早すぎる逝去に思うこと

  浅香支部顧問 山本義彦さんが逝った。 あとわずかで70歳を迎えようとしていたのに旅立ってしまった。 やり残したこと多々あるだろう・・・悔いが残るだろう。それは無念であろうと思う。 しかし、ひたすら走り続けて… 続きを読む

最終盤 維新 VS 反維新・非橋下で結集を

  終盤も終盤。ダブル選挙は最終の段階に突入した。 選挙戦がスタートした当初は、「自民VS維新」という構図であったのが、ここに来てようやく、「自民VS反維新・非橋下」という新たな対決構図の段階に突入してきている… 続きを読む

11月22日、「対立」と「混乱」の維新政治にサヨナラを

11月22日、天下分け目の大決戦が近づいてきた。焦点は、“維新政治”を継続させるのか、それとも維新政治に「サヨナラ」を告げ、新しい大阪として船出するのか。歴史が大きく動き出す正念場の日を迎えようとしている。 「対立」と「… 続きを読む

くりはら、柳本両候補の勝利で維新政治に終止符を

いよいよ維新政治への審判の時が迫ってきた。 社会学者の上野千鶴子・東大名誉教授は、昨今の政治状況を、「立憲主義の危機だけではない」と強く語られており、続いて「知性の危機、学問の危機、大学の危機だ」と訴えられている。そこで… 続きを読む

対立から協調へ 11・22 反維新の闘いに結集を

“11月22日”は、大阪の運命を決するといっても過言ではない大阪府知事選挙と大阪市長選挙の投票日だ。 残すところ一ヶ月あまり、この7年もの間、府内に“対立”という二文字だけを持ち込んだ大阪維新の政治を葬り去ることが出来る… 続きを読む

識字・日本語教室で学ぶ機会を公と民のコラボで

大阪市教育委員会が実施している識字・日本語教室について、今後の教室のあり方や指導するコーディネーターの実態把握などに取り組んでいこうという方向が検討されているようである。 識字・日本語教室は、部落差別や貧困、歴史的経緯に… 続きを読む

食を通じて子どもたちを支える「子ども食堂」の取り組み

子どもの“貧困”という言葉がクローズアップされ始めている。 子どもの6人に1人が貧困状態にあると言われているそうである。 その背後にあるのは、家庭の貧困であり、親たちの貧困だ。とりわけ、ひとり親家庭の貧困率は50%を超え… 続きを読む