コラム

集団的自衛権行使に断固反対し存在意義ある政党に

「限定的に集団的自衛権を行使することは許される」 「抑止力が高まり、紛争が回避され、我が国が戦争に巻き込まれなくなる」 「日本人の命を守る」 安倍晋三首相が、自分の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」… 続きを読む

大阪芸大差別事件にみる「不作為」の差別性

故つかこうへいさんの代表作に「蒲田行進曲」があることをほとんどの方はご存じだろう。しかし、この「蒲田行進曲」に続編があることをご存じだろうか。 それは「蒲田行進曲 完結編 銀ちゃんが逝く」という舞台の脚本、戯曲として世に… 続きを読む

画期的な袴田事件の再審開始決定

画期的といっていい決定が出された。 1966年に静岡県の一家4人が殺害され、放火された事件で死刑が確定していた元プロボクサー袴田巌(はかまだ いわお)(78)さんに対する第2次再審請求で、静岡地裁(村山裁判長)は3月27… 続きを読む

浦和レッズ「横断幕」事件に見る「差別への荷担」

サッカーJリーグ浦和レッズのサポーターが、「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕を掲げたことにより、1試合の無観客試合を科すという制裁を決定した。Jリーグ史上初となる重い処分であり、3億近い損害金が発生するのでは… 続きを読む

丁寧な合意形成こそが民主政治 ワンフレーズに騙されるな

「最高責任者はわたしだ。私たちは選挙で国民の審判を受けている」と国会でのべたのは安倍晋三首相。集団的自衛権の憲法解釈の変更についての質問に対しての回答である。一方、大義なき出直し市長選挙を決めた橋下氏も「選挙で選ばれた私… 続きを読む

大阪市長の「出直し選」は民主主義への冒涜

橋下大阪市長が、突然、任期途中で辞職し、3月23日投票の出直し市長選に打って出た。それを受けるかたちで、大阪市議会は2月14日、橋下市長が提出していた辞職願を民主をはじめ、自民、公明、共産の各党などの多数で不同意とするこ… 続きを読む

「売らんがため」が生む人権侵害をどう防ぐのか

「ふーどばんくOSAKA」が呼びかけたボランティア体験デー第1弾が、1月25日の土曜日に実施された。 10チームで、27か所に配送するという作業であり、20数名が心地よい汗を流した。 届け先の中には、母子家庭のシェルター… 続きを読む

映画『SAYAMA』に見た石川さんの素顔

遅まきながら、映画「SAYAMA 見えない手錠をはずすまで」を鑑賞させてもらった。 淡々とした映画だが、心から石川一雄さんが犯人でないということが再確認でき、サッちゃん(早智子さん)との夫婦愛が描かれたジワッと暖かみのあ… 続きを読む

部落解放運動が「社会的企業」に取り組む意味

大阪の部落解放運動ではこの数年間、社会的企業の必要性が叫ばれ続けてきた。府連も、各支部へハッパだけをかけるだけでは責任を果たしたことにはならないと、府連として取り組むべき社会的企業の検討を進めてきた。その先陣を切ったのが… 続きを読む

多様化した社会に応じた多様化した運動を

昨年末、希代の悪法「特定秘密保護法案」が与党の強行採決により成立した。その審議のさなか、自民党の石破幹事長は自らのブログに、特定秘密保護法案に反対する国会周辺のデモについて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質であまり変わ… 続きを読む