部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2014年1月10日
2014年府連旗びらき「新たな出発の集い」が1月9日、HRCビルでひらかれ、府連各支部、関係団体などから約200人が参加した。あいさつにたった北口末広委員長は、「守りから攻め、縮小から拡大」に転換する改革の年にしていくとのべ、原則性を踏まえつつ柔軟な対応で、部落解放運動の情報発信力を高めていくことを強調した。
旗びらきは2部構成。1部は組織内を対象として今年の運動の方向を確認。2部は各界からの来賓をまじえた懇親会としてひらかれた。
1部で、2014年の基調を提起した赤井隆史書記長は、昨年の堺市長選での勝利以降、大阪の政治情勢が大きく変化してきたことをふまえて、今年こそ反転攻勢の年にしていきたいと強調。2月の東京都知事選挙が政界再編を含めた大きな変化のきっかけになると指摘し、右傾化の流れに歯止めをかける政治勢力の結集が必要と強調した。
第2部では北口末広委員長があいさつし、特別法期限切れ以降、どちかといえば「守り、縮小」の改革を進めてきたが、今年は「攻め、拡大」の改革に転換すると強調。差別撤廃、人権確立に向けて部落解放運動の情報発信力を高め、原則性を踏まえつつ、柔軟な運動を進めていくことを呼びかけた。
来賓では大阪府の小西禎一副知事、大阪市の京極務副市長、連合大阪の佐伯昭子副事務局長、民主党大阪府連の尾立源幸代表、公明党府本部の佐藤茂樹代表、民主党の辻元きよみ衆議院議員も駆けつけてあいさつ。部落解放・人権研究所の奥田均代表理事の音頭で乾杯。そのあと和やかに懇親した。