部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2014年8月30日
狭山全国活動者会議・住民の会交流会が8月28日にひらかれ、20日に行われた第19回三者協議など現状と課題を共有し、寺尾判決から40年を迎える10月31日に「寺尾差別判決40か年糾弾・再審を求める市民集会」を東京・日比谷野外音楽堂でひらくことなどを確認した。
石川一雄さんは「第3次再審を最後の裁判にしたい。さらなるご支援を」と訴え、早智子さんも「今が最後のチャンス。みなさんのお力添えを」と呼びかけた。
中山武敏主任弁護人が三者協議について報告。今回の協議では証拠開示はなかったが、未開示の筆跡資料や証拠リストの開示の方向性が示されたことを報告し、証拠開示を地道に積み上げながら事実調べにつなげていきたいと強調した。
当面する闘いとして▽寺尾判決40か年糾弾・再審を求める市民集会を10月31日に日比谷野外音楽堂でひらく▽東京高裁前でのアピール行動▽映画『SAYAMA 見えない手錠をはずすまで」の上映継続・拡大などに取り組むことを確認。
市民の会の鎌田慧事務局長は弁護団の地道な活動が実を結びつつあるとのべ、さらに支援の輪を広げていこうと呼びかけた。