部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2016年1月9日
2016年府連旗びらき「新たな出発の集い」が1月8日、大阪市中央区のパル法円坂でひらかれた。旗びらきは2部構成で、1部は組織内を対象として今年の運動の方向を確認。2部では各界からの来賓を交えて懇親した。
1部では赤井隆史書記長が2016年の部落解放運動の展望と課題について提起。7月に行われる参院選の結果いかんで改憲が現実的なものになる。広範な運動と連携しながら阻止していきたいと強調。各支部での「居場所」と「出番」づくりに向けて本部中心のタテ型の運動から、ブロック中心のヨコ型の運動に作り替えて、一支部一社会的企業をキーワードに元気な支部づくりに取り組んで行こうとのべた。
2部であいさつした北口末広委員長は「人口減少」「人工知能」という大きな社会の流れを踏まえて、部落解放運動の人的資源を活用するとともに、人材育成を進めたいと強調。困難の中でも好機を見つけ出して人権確立を確実に前進させていこうと呼びかけた。
来賓では大阪府の新井純副知事、大阪市の京極務副市長、民主党の石橋みちひろ参議院議員、尾立源幸府連代表(参議院議員)、公明党の石川たかひろ参議院議員があいさつ。連合大阪の藤原一也副事務局長の音頭で乾杯し、和やかに懇親した。