部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2018年9月10日
狭山弁護団は8月30日、石川さん宅で発見された万年筆が被害者が事件当日まで使っていたものと別物であることをインクに含まれる元素の鑑定で科学的に証明した新証拠を提出した。
事件当時、石川さん宅で発見された万年筆が被害者の物であるかを調べるために、被害者の兄が「数字」を書いた供述調書が開示された。
弁護団はこの数字が書かれたインクと被害者が普段使用していたインク、事件当日に被害者がペン習字を書いたインクについて蛍光X線分析を依頼し、インクに含まれる元素を分析。
被害者が当時使っていたインクにはクロム(金属元素のひとつ)が含まれるが、発見された万年筆にはクロムが含まれないことがわかった。
発見された万年筆と被害者が普段使っていた万年筆はそもそもインクの色が違う。確定判決では事件当日インクを補充した可能性もあるとのこじつけで有罪の証拠とされたが、今回の鑑定ではインクを補充する必ずクロム元素が検出されることも証明した。
有罪の有力な証拠とされた万年筆が被害者の物ではないこと明白。事実調べ、再審開始を求める世論を高めていこう。