第66回府連大会 小西知事候補、柳本大阪市長候補、組織内・推薦候補の必勝を

第66回府連大会が3月16日、東大阪市の荒本人権文化センターでひらかれ、代議員など約300人が参加した。大会では4月の統一選での組織内候補必勝にむけた決起集会もひらかれ全員の勝利に向けて総力をあげる決意をかためた。

府連を代表してあいさつした赤井隆史委員長は統一選では組織内候補全員の勝利をかちとり、知事選・大阪市長選では反維新の統一戦線で勝ち抜くこと。求める運動から自分たちでつくりあげる運動へと転換するなかで新たな人材を育成し、部落に生まれ育った人もそうでない人も誰ひとり取り残されない地域をつくりあげていくこと。水平社100年を迎える2022年をどんな組織として迎えるのか、名称も含めて組織改革を進め社会にしっかりと人権の旗を打ち立てて優しい社会を地域から発信していこうと呼びかけた。

来賓では中央本部の組坂繁之委員長、立憲民主党府連の辻元清美代表、かめいし倫子参院候補、連合大阪の山﨑弦一会長、大阪府の新井純副知事、大阪市の中尾寛志副市長、東大阪市の川口誠司副市長があいさつ。
 組坂委員長は、条例制定、実態調査で部落差別解消推進法の中身を具体化していくこと。山場を迎えた狭山闘争で新証拠をもとに証人尋問の実現に全力をあげること。鳥取ループとの裁判に勝利。統一選でも組織内候補全員の必勝をかちとらねばならないと強調し「大阪府連が全国の運動のリーダーとなる自覚をもって頑張っていただきたい」と激励した。
 かめいし参院候補は「私が政治に挑戦しようと思ったのは今の日本の政治が明らかに間違った方向に進んでいると思うから。子どもたちの世代のために日本の政治を立て直さなければならない。みなさんの闘いが心の支えになっている。一生懸命がんばります。よろしくお願いします」と訴えた。

「政治」「人権」「憲法・平和」「格差と貧困拡大」の4つの危機に覆われていることを指摘。この状況を克服していくためにも統一選、知事・大阪市長選、参院選で勝利し、明日の大阪づくりにむけた構想を練り上げていく必要性を強調している。

村井康利書記長が集約で、組織内候補の勝利にむけたとりくみを呼びかけるとともに、維新政治を終わらせるために知事選で小西ただかず元大阪府副知事、大阪市長選で柳本あきら元大阪市議の2人を支援していきたいと強調。組織内候補はいずれも当落選上におり最後までのとりくみをと訴えた。

大会にあわせて「統一自治体選挙組織内候補必勝総決起集会」がおこなわれ9人の組織内候補と推薦候補が力強く選挙にのぞむ決意を表明。全員の団結がんばろうで大会を終えた。