部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2012年10月24日
『週刊朝日』の10月26日号に掲載された「ハシシタ 奴の正体」と題した記事に対して部落解放同盟中央本部は10月22日、出自をあばくことを目的として書かれた明確な差別記事であるとして抗議文を送付した。
抗議文では橋下市長の政策や政治手法を批判するものではなく、出自をあばく調査をすることを「宣言」して書かれた明確な差別記事であること。記事中でことさらに「血」が強調され、記事のいう「非寛容でやっかいな性格」の根を、父の出自に関連づけた血統主義に基づく人格攻撃であること。また「土地差別調査事件」が大きな社会問題となるなかで、極めて慎重に取り扱うべき部落の地名情報を明記していることなど重大な差別行為であること。さらに『週刊朝日』が連載を中止し、編集長名の謝罪文が誌面に掲載されたが、掲載や連載打ち切りに至る経緯など、具体的な説明は一切なく極めて不十分な内容であることなどを指摘。
今回の記事の被害者は橋下市長だけでなく、全ての被差別部落出身者であるとして強く抗議するとともに明確な見解を求めている。
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