部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2020年9月15日
第50回府連女性部大会が9月12日にHRCビルでひらかれ17支部から24人が参加した。50周年記念式典を予定していたがコロナ禍の影響により、来年に延期することとなった。大会スローガンは女性の力で社会を変えよう!女性の力で政治を変えよう!部落差別と闘う女性の力で憲法改悪を許さず人権・平和・環境・命を守るため、女性が先頭にたってとりくみを進めよう!女性部50周年記念事業を成功させよう。
主催者を代表して鶴岡弘子女性部長があいさつし「コロナ禍により不安な状況が続くが府連女性部として各支部女性部とともにどんなとりくみができるか議論しながら活動していきたい。昨年から女性部アンケートを実施しそれをもとに各支部へ入り込み聞き取りをおこなった。調査の中からみえた課題を分析し新年度の活動につなげていきたい」などとのべた。
府連の赤井隆史委員長が「府連女性部50年」という節目を迎えて~女性が変われば部落は変わる」から「世の中が変わるへ」~をテーマに講演をおこなった。
女性部は婦人部として1970年9月24日に結成し、今年50年の節目の年を迎えた。50年の活動には女性部の役員をはじめ多くの部落女性の支えがあったとし、「大阪の部落解放運動は女性運動に大きく影響を与えてきた。60回、70回大会を迎えるときには女性候補が国政に立つような選挙運動を展開したい」などとのべた。
さらに「市民中心の社会システムを築くことが必要で、女性部の中にその要素が全てある。全国の女性、大阪の女性を支える飛躍の年になることを期待したい」などとのべた。
女性部アンケート調査報告、聞き取り活動について報告。「アンケート調査訪問通じて明らかになった実態要望をもとに人権水準の向上を目指し闘い続けた解放運動の歴史や伝統をふまえ、粘り強くとりくんでいきたい」などと強調された。
活動方針では①意思決定機関に女性が参画できるよう女性役員の割合をたかめる②政府によるマイノリティ女性への実態調査を求める③全市町村に男女平等審議会委員として参画できるように働きかけていくことなどを確認した。