部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2022年1月12日
大阪府連の新春旗びらき「2022年新たな出発の集い・新春学習会」が1月8日、大阪市内のホテルでひらかれた。昨年はコロナ禍のなかで中止を余儀なくされたが、今年は会場・リモートを併用して開催。来賓をまじえた懇親会はおこなわず、組織内の意思統一と学習講演会としてひらかれ府連各支部・関係団体から約100人が参加した。
主催者を代表してあいさつした赤井隆史委員長は「2022年は水平社100年の年。これをどう捉えどんな運動をしていくのか。人権の危機が連鎖的に起こっており、政治の危機も高まっている。解放同盟の名称や組織の形態はこのままでいいのか。大いに議論して決定し次の世代にバトンタッチする、そんな100年の年にしたい」と強調した。
村井康利書記長が情勢報告と行動提起をおこない、水平社101年目からの運動として▽第4期=地域共生社会実現への挑戦▽包括的な人権の法制度の確立▽人権のまちづくり、人権教育・啓発の推進▽第4期を確立するための組織改革への挑戦をあげ、そのためにも水平社100周年の記念イベントを成功させたいと強調した。
運動の大先輩である大賀正行さんからの新年メッセージをビデオで上映。記念講演として元中央本部書記次長の谷元昭信さんが「水平社101年前からの部落解放運動の展望を考える」をテーマに話した。