部落の高齢化、若い人たちの部落離れは、いまや全国的な共通の問題として挙げ
コラム | 2024年11月16日
ニュース | 2024年4月15日
第71回府連大会が4月13日、東大阪市内の大阪府立中央図書館ホールでひらかれ、役員・代議員など233人が出席。2年に一回の役員選挙がおこなわれ、新体制のもとで、第4期の部落解放運動の創造・実践に向けて全力をあげる決意をかためた。
主催者を代表してあいさつした赤井隆史委員長は民主主義、政治、人権がそれぞれ危機的な状況にあることを問題提起。▽差別的な社会制度を世に問い政治・社会の仕組みを変える、▽地域の課題を再発見し「地域に支部有り」の運動への再挑戦、▽部落差別を世に問う闘いとしての狭山再審闘争、▽若者によるネットワーク型の新たな運動の創造、▽組織そのもののあり様を問い新たな運動へ、の5つのテーマを提起し大会での議論を呼びかけた。
来賓では中央本部の西島藤彦委員長、大阪府の山口信彦副知事、大阪市の西山忠邦副市長、連合大阪の田中宏和会長、立憲民主党府連の森山浩行代表・衆院議員、公明党府本部の伊佐進一副代表・衆院議員、府民共闘の中野勝利議長・自治労府本部委員長があいさつ。
中央本部の西島委員長は狭山事件の鑑定人尋問、ネット上など悪質な差別を規制する法を何としても実現したいと強調。大阪府連が大きな原動力になってほしいと期待を寄せた。
活動報告、会計報告、会計監査報告、組織規律委員会報告、活動方針案、会計予算案を提案。2年に一回の役員選挙の投票がおこなわれた。
午後はまず特別報告として韓国人権スタディツアーについて、高校生による沖縄スタディツアー、能登半島地震支援活動について報告。
全体討論では8人が発言し髙橋定書記長が集約。各議案を拍手で採択。大会スローガンを確認、役員選挙結果が発表され、新役員を代表して赤井委員長があいさつ。大会宣言を採択し、閉会あいさつ、団結がんばろうで閉会した。